2012年度
【2012年度】
●第1回
<テーマ>
アフリカ女性の妊娠・出産・子育てから学ぶ
ザイール(現コンゴ民主共和国)・中央アフリカ共和国での活動を通して
<趣旨・目的>
『プサマカシ:若き助産婦のアフリカ熱中記』『シンギラミンギ:アフリカでエイズ患者と共に生きて』といった著作や「情熱大陸」といったテレビ番組などでご存知の方も多いと思いますが、徳永瑞子先生は、看護師・NGO代表として旧ザイールや中央アフリカ共和国で長年にわたってエイズ予防・治療のための活動に従事してこられました。龍谷大学での研究会では、中部アフリカでの現地レポートなどを織り交ぜたご発表をして頂く予定です。
<講師>
徳永 瑞子 氏 (上智大学総合人間科学部教授)
日時: 2012年5月13日(日)15:00~17:00
場所: 龍谷大学大阪梅田キャンパス研修室
●第2回
<テーマ>
障がい者「一般就労」の現状と企業経営システム
―「一般就労」と「福祉的就労」をこえる共生経営の実現に向けて―
<プログラム>
・就労支援における取り組みから
① IPS(個別就労支援プログラム)に基づく具体的支援の取り組み。
② IPS概念の明確化。
③ 障がい者「一般就労」の現状。
[報告]
1)「IPSについての紹介および“そらいろ”の活動報告」
池田克之氏(就労支援センター“そらいろ”所長)
2)「障がい者就労支援および一般就労の事例紹介」
宇野基子氏(就労支援センター“そらいろ”主任就労支援員)
・労働統合・共生経営研究の取り組みから
① 障がい者雇用の現状と具体的な取り組み事例
② 諸外国との比較と日本の経営システムの現状
[報告]
1)「日本(および京都)における障がい者雇用の現状」 黒川真友氏(大津福祉会)
2)「株式会社ラグーナ出版<A型事業所・鹿児島>の取り組み報告」
馬頭忠治氏(鹿児島国際大学経済学部)
3)「諸外国との比較」 山西万三氏(龍谷大学経営学部)
4)「日本企業の経営システム」 重本直利氏(龍谷大学経営学部)
<司会>
三宅正伸氏(龍谷大学経営学部)
日時: 2012年5月27日(日)13:30~17:00
場所: 龍谷大学ともいき荘
●第3回
<テーマ>
共同・共生のあり方
<プログラム>
第Ⅰ部
「まちづくりにおける障害者雇用の実際」(仮題)
辻川作男氏(株式会社ロハス余呉総務部長・ウッディパル余呉統括支配人)
「市民運動と『たんぽぽの家』の取り組み」(仮題)
播磨靖夫氏(財団法人「たんぽぽの家」理事長)
第Ⅱ部
「『能力の共同性』論」
竹内章郎氏(岐阜大学、社会哲学・障がい者論・生命倫理専攻)
<司会>
重本直利(龍谷大学)
日時: 2012年12月22日(土)13:30~17:30
場所: 龍谷大学深草学舎 紫英館5階会議室
●第4回
<テーマ>
町家(木造住宅)の保存と利用を考えるシンポジウム
-伝統、快適性、低炭素社会の実現をめざして-
<プログラム>
[挨拶・趣旨説明]
増田啓子(龍谷大学経済学部教授・共同研究代表)
[報告]
・町家と省エネルギー研究の目指すもの /北川秀樹(龍谷大学政策学部教授)
・京町家の現状と京都市景観・まちづくりセンターによる保全・再生の取組み
/歯黒健夫((公財)京都市景観・まちづくりセンター次長)
・京都市の建築指導行政における京町家保全・再生の取組み
/高木勝英(京都市都市計画局建築安全推進課長)
・大学による町家の利活用と地域活性化 /井上芳恵(龍谷大学政策学部准教授)
・町家のリフォームと有効活用 /西村孝平((株)八清代表取締役)
・町家と京都の気候 /増田啓子(龍谷大学経済学部教授)
・木造住宅の住まい方と省エネ /宮本康弘((一財)省エネセンター省エネ普及指導員)
・京町家をめぐる文化創造のしくみ~ブータンとの比較から~ /奥谷三穂(文化政策研究者)
・暮らしの中での木質バイオマス利用 /松田直子((株)Hibana代表取締役)
[意見交換]
コーディネーター 山崎真理子(名古屋大学大学院生命農学研究科准教授)
<司会・進行>
北川秀樹氏(龍谷大学政策学部教授)
日時: 2013年2月2日(土)10:30~17:30
場所: 龍谷大学ともいき荘