2013年度
【2013年度】
●第1回
<テーマ>
強制連行と強制労働犠牲者を考える
<プログラム>
◇基調講演
強制連行犠牲者と歴史和解-犠牲者の遺骨問題と生死をめぐる浄土真宗の課題-
殿平 善彦(浄土真宗本願寺派一乗寺住職、
強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム共同代表)
◇パネラー報告
1)米国における「従軍慰安婦」記念碑運動
李 洙任(龍谷大学経営学部教授)
2)韓国大法院判決後の強制連行企業の責任追及の取組みについて
中田 光信(日本製鉄元徴用工裁判を支援する会)
コメンテーター 勝村 誠(立命館大学コリア研究センター長)
日時: 2013年4月27日(土)13:30~17:00
場所: 龍谷大学深草キャンパス
●第2回
<テーマ>
アジアの近代化とリプロダクションの変容
女性は健康になっているのか
<趣旨・目的>
近年、目覚ましい経済成長を遂げつつあるアジア。この地域では、「産む・産まない・産めないことにまつわるすべて」としてのリプロダクションもまた、大きな変容を遂げつつあります。しかし、今日のアジアの女性はこれまで以上に健康になりつつある、とはたしていえるでしょうか。社会科学研究所付属アフリカ研究センターでは、東南アジアをフィールドにしながら長年にわたってリプロダクション研究をしてこられた松岡悦子先生を講師にお招きし、アジア女性のリプロダクションの過去と現在についてお話をうかがいます。
<講師>
松岡 悦子氏 (奈良女子大学教授)
日時: 2013年5月12日(日)14:00~16:00
場所: 龍谷大学大阪梅田キャンパス
●第3回
<テーマ>
韓国の産業発展パターンの変容:
半導体・LCDの周辺産業の形成を手がかりに
<趣旨・目的>
アジアはじめ新興国企業が国際競争力を強化して世界をリードする産業分野が増えてきています。当研究会では、グローバルなICT産業を中心に台頭するアジア企業と先進国企業の相互関係に焦点をあてた研究を進めています。月例研究会では、半導体産業とLCD(液晶ディスプレー装置)など周辺産業の発展が著しい韓国の産業発展について、この分野の研究の第一人者にご報告をいただきます。
<講師>
吉岡 英美 氏 (熊本大学教授)
日時: 2013年6月1日(土)15:00~17:00
場所: 龍谷大学深草キャンパス
●第4回
<テーマ>
法政策をめぐる日韓共同フォーラム
経済構造の変化と社会法政策
<プログラム>
◇開会 [司会]孫英和(韓国法政策学会学術理事、仁荷大学校教授)
開会辞 : 姜東旭(韓国法政策学会会長、東国大学校教授)
基調発題: 矢野昌浩(龍谷大学教授)
◇第1部 [司会]李羲成(圓光大学校教授)
・日本における労働規制改革の動向
発表者: 脇田滋(龍谷大学教授)
討論者: 鄭永薫(韓国憲法裁判研究院責任研究員)
・韓国と日本の労働改革政策の比較
発表者: 尹誠國(大阪地方自治研究センター研究員)
討論者: 康基鳳(漢陽大学校法学研究所研究員)、脇田滋
◇第2部 [司会]木下秀雄(大阪市立大学大学院教授)
・失業-半失業の常態化と生活保護法の課題
発表者: 田中明彦(龍谷大学教授)
討論者: 金善光(圓光大学校教授)
・経済構造の変化と社会保障の改革
発表者: 李虎龍(漢陽大学校教授)
討論者: 濱畑芳和(立正大学講師)
◇第3部 [司会]朱鎔基(西南大学校教授)
・中国の環境政策と社会保障
発表者: 金紅實(龍谷大学講師)
討論者: 成承済(韓国法制研院行政法制室長)
・Post Fordismと商法改正論議
発表者: 安澤植(江陵大学校教授)
討論者: 矢野昌浩
◇パネルディスカッション [司会]尹昌述(慶南科学技術大学校教授)
日時: 2013年10月26日(土)9:30~18:40
場所: 龍谷大学深草キャンパス