第137巻『ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治ーデモクラシーをめぐる攻防を読み解くー』
第137巻
『ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治 ―デモクラシーをめぐる攻防を読み解くー』
渡辺 博明 編
ナカニシヤ出版 2023年2月刊
ISBN978-4-7795-1724-2
序章 現代政治の変容とデモクラシーの行方 ―渡辺博明
第Ⅰ部 現代デモクラシーをめぐる問題状況
第1章 極右化する「ドイツのための選択肢(AfD)」
議会への定着、再国民化、議会政治への影響 ―中谷 毅
第2章 イングリッシュ・ナショナリズムとブレグジット
ナショナル・アイデンティティをめぐる対立 ―橋口 豊
第3章 政治的オルタナティブなき時代のフランス政治 ―畑山敏夫
第4章 イタリア・ナショナリズムの歴史と現在
反ファシズムとネオ・ナショナリズム ―高橋 進
第5章 ベルギーにおける「多極共存型民主主義の変容論」の再考 ―松尾秀哉
第6章 スウェーデンにおける右翼ポピュリスト政党の伸長と政党政治の変容―渡辺博明
第7章 「ポピュリズム時代」の日本政治と安倍政権 ―堀江孝司
第Ⅱ部 現代デモクラシーをめぐる問題への対応
第8章 「福祉的連帯」をめぐる政策的・政治的対抗
「リベラルのジレンマ」と排除的ポピュリズムの克服のために ―石田 徹
第9章 デモクラシーとリアル市民社会
ドイツにおける右翼ポピュリズムと極右主義への対抗力 ―坪郷 實
第10章 引き裂かれた左派ポピュリスト・イギリス労働党
EU離脱・反ユダヤ主義批判と2019年総選挙 ―小堀眞裕
第11章 オーストリア社民党の「衰退」とその要因 ―馬場 優
第12章 ポスト権威主義体制の課題と挑戦
韓国民主化後の政党政治と社会運動の現在地 ―安 周永
あとがき
索引[人名/事項]