第123巻『「18歳選挙権」時代のシティズンシップ教育』
第123巻
『「18歳選挙権」時代のシティズンシップ教育』
石田徹 高橋進 渡辺博明 編
法律文化社 2019年2月刊
ISBN 978-4-589-03988-0
第Ⅰ部
シティズンシップ教育の課題と日本での取り組み
第1章 「18歳選挙権」時代のシティズンシップ教育の意義と課題
―大学における主権者教育の可能性を考える
第2章 政治的シティズンシップ教育と関連諸教育
―市民としての自立はいかにして可能か
第3章 学校を中心とした日本のシティズンシップ教育の現状と課題
―主権者教育との関わりをふまえて
第4章 教育と民主主義
―シティズンシップ教育の試みに触れつつ
第5章 民主主義と政治教育
―蝋山政道の政治教育論をもとに
第Ⅱ部
諸外国の取り組み
第6章 イギリスにおけるシティズンシップ教育の政治
―政治教育と若者の政治参加をめぐる問題
第7章 アメリカにおけるシティズンシップ教育の実践空間
―教育統制の変容と多様かつ重層的な熟議機会の意義
第8章 フランスのシティズンシップ教育
―「道徳・市民教育」(EMC)と民主主義の実践
第9章 イタリアにおけるシティズンシップ教育と歴史と課題
―政治と教育の絡み合いの中で第10章 スウェーデンのシティズンシップ教育
―民主主義に基づく実践志向の主権者教育
第Ⅲ部
龍谷大学における主権者教育の試み
事例1 初年次教育における関心喚起の取り組み
―地域政治の担い手との接触を通じて
事例2 京都市議会政党・会派と学生との対話会
事例3 現代の政治争点に関する法学部生と高校生とのワークショップ
―「18歳選挙権」を法学部生が高校3年生に伝え、討論する
事例4 若者の政治参加と投票率向上に向けた課題解決型学習の取り組み
事例5 参議院議員選挙期日前投票所の学内設置と実施に向けた学生の取り組み
あとがき