第50巻『社会科学リテラシーの確立に向けて』
第50巻
『社会科学リテラシーの確立に向けて』
西堀 文隆 編 (日本評論社 2003)
ISBN 4-535-55352-1
目次
Ⅰ 21世紀の社会科学へ
第1章 社会科学リテラシーの確立に向けて (西堀 文隆)
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.時空の設定
Ⅲ.社会科学リテラシー確立へのメモランダム
Ⅳ.市場と国家
Ⅴ.国家と経済の関係1-青木理論について
Ⅵ.国家と経済の関係2-バリバールの理論について
Ⅶ.小結
第2章 社会科学の前提―グローバリズムと国家 (松岡 利道)
Ⅰ.はじめに-情報、国家、グローバリズムと社会科学
Ⅱ.国家間関係:普遍性の意味-国家モデルの想定
Ⅲ.国家の問題1-本質論と関係論の拮抗
Ⅳ.国家の問題2-消滅論
Ⅴ.国家の問題3-帝国
Ⅵ.国家の問題4-身体論、学問の前提
Ⅶ.国家の問題5-学問論
Ⅷ.おわりに
Ⅱ 新しい問題提起
第3章 社会科学における“客観性”と”主観性“ (杉村 昌昭)
―グローバリゼーションに関する持論への自注として―
第4章 社会的経済から経済社会学へ (エリック・ビデ/訳:岡村茂)
Ⅰ.社会的経済の提唱者・先駆者たち
Ⅱ.専門分野としての社会的経済から社会的経済セクターへ
Ⅲ.社会的経済から経済社会学へ、そして新しい経済学へ
第5章 フランスにおける市民セクター (北島 健一)
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.社会的経済の復活
Ⅲ.社会的経済の定義
Ⅳ.アメリカのNPO論と社会的経済-
Ⅲ 情報化と社会科学
第6章 情報化と社会科学の方法論をめぐって (岡村 茂)
―大学教育の現場から―
第7章 「インターネットと宗教」に関する一考察 (高田 信良)
―教育媒体としてのPC、「宗教学」授業の場合―
第8章 社会科学のためのソフトコンピューティング技法 (和多田 淳三)