第67巻『持続的変革をめざして―経営品質向上プログラムのすすめ―』
第67巻
『持続的変革をめざして
―経営品質向上プログラムのすすめ―』
大西 謙 編著 晃洋書房
ISBN 4-7710-1733-6
目次
序
第Ⅰ部 経営品質向上プログラムの考え方
第1章 経営品質向上プログラムのめざすもの
1.経営革新とは(森山 祐輔)
2.経営革新と経営品質向上プログラム(森山 祐輔)
3.経営品質向上プログラム成立の経緯(大西 謙)
4.経営品質向上プログラムの基本的考え方(大西 謙)
5.組織プロフィール(安部 泰生)
6.組織活動を見る8つの視点(安部 泰生)
7.アセスメントと組織の成熟度(安部 泰生)
8.変革力を高めるダブルループアセスメント(安部 泰生)
9.経営品質向上プログラムへの誘い(安部 泰生)
第2章 品質管理の発展と「経営品質賞」の制定(由井 浩)
はじめに
1.品質管理の発展
2.MB賞基準の開発とTQM
3.MB賞基準と経営品質
おわりに
第3章 経営品質賞の国際的広がり(安部 泰生)
はじめに
―世界の経営品質賞―
1.各賞の概要
2.審査基準における中心的考え方
3.各賞審査基準の特徴
おわりに
第4章 経営品質と商品品質(守屋 晴雄)
はじめに
―経営品質の理解の一助のために―
1.経営品質概念、商品品質概念
2.質概念から経営品質概念へ
―商品品質概念を介在させて―
おわりに
第5章 組織の成熟度(大西 謙)
はじめに
1.クロスビーの品質マネジメント成熟度
2.MB賞における評価システム
3.経営品質向上プログラムにおける評価システム
4.組織目的と組織の自己変革能力
おわりに
第6章 経営品質向上プログラムと未然防止(森山 祐輔)
はじめに
1.「経営品質向上プログラム」と「未然防止」
2.経営革新と問題発生の未然防止
3.クロスビーの成熟度と米国MB賞における「未然防止」
4.「再発防止」と「未然防止」
5.未然防止の必要条件は「プロセス管理」
6.予防の発想とリスク分析
7.経営の要諦は機会損失の未然防止
おわりに
第Ⅱ部 経営品質向上プログラムによる自己変革
第7章 自立的変革に向けたリーダーシップ(中山 眞)
はじめに
―持続的成長を牽引するリーダーシップ―
1.企業の価値観の共有
2.価値実現に向けた改革・改善
3.自主性を育む組織風土づくり
4.ビジョン実現に向けてのレビュー
おわりに
第8章 中小企業における社会的責任(津田 一郎)
はじめに
―社会的責任とは―
1.CSRの基本的考え方
2.CSRの内容
3.中小企業に求められる社会的責任活動
4.経営品質向上プログラムにおける社会的責任活動
おわりに
第9章 経営品質と顧客満足(守屋 晴雄)
はじめに
―顧客満足における経営品質の重要性―
1.顧客と商品
2.顧客満足における質と量
3.経営品質と顧客満足
おわりに
第10章 好業績につながる顧客満足と社員満足(田村 満)
はじめに
―CSやESをやると儲かるのか?―
1.顧客満足とは?
2.ビジネスに何故CSが必要となったのか?
3.CSと儲け続けることの両立
4.CSとESを相互に高める工夫
5.3つのCSとカスタマー・サクセス
おわりに
第11章 社員満足と学習環境の整備(西川 清之)
はじめに
1.『基準書』カテゴリー5の内容
2.顧客志向の人事戦略
3.社員満足と学習環境の整備
4.事例に学ぶ
―サウスウエスト航空―
おわりに
第12章 顧客価値と中小小売業活性化(寺島 和夫)
はじめに
―顧客満足から顧客価値の理解と適用へ―
1.顧客価値に対する理解
2.中小小売業活性化と顧客価値視点からの検証
おわりに
第13章 経営品質向上活動と「カイゼン」活動(佐竹 弘章)
はじめに
1.「カイゼン」活動の他企業への導入プロセスの現状
2.経営品質向上活動と「カイゼン」活動とに共通する発想
―「すべてを疑え」―
3.経営品質向上活動による「カイゼン」活動の導入・浸透プロセスの再構築
4.経営品質向上活動が日本企業に広く導入・浸透するための条件
おわりに
―専門領域での自己変革能力の生成の条件―
あとがき
索 引