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第69巻『近代日本における社会変動と法』

第69巻第69巻
『近代日本における社会変動と法』

牛尾洋也・居石正和・橋本誠一・三阪佳弘・矢野達雄 編著
晃洋書房
ISBN 4-7710-1764-6

はしがき : 牛尾洋也

序文 : 橋本誠一

凡例
序章:裁判例を利用した法史学的研究の目的と方法  : 矢野達雄
 はじめに
 第一節:判例の研究方法をめぐる理論史
 第二節:法史学における判例研究の意義と方法
 第三節:大審院判決研究の目的と方法

第1章 土地の「買戻し」に関する大審院判決  : 矢野達雄
     ―近代日本における土地担保法の転回―
 はじめに
 第一節:検討判決の抽出と検討
 第二節:「明治前期大審院民事判決録」収録の買戻し・質地事件件数の変化
 第三節:質地と買戻しに関する法制史 ―近世から近代へー
 第四節:「買戻し」関係大審院判決の内容面の検討
 第五節:明治二〇年以後の判決例
 おわりに

第2章 地租改正と土地所有権  : 橋本誠一
 はじめに
   ―問題の所在―
 第一節:地租改正以前における土地支配権の法的性格 
 第二節:地租改正・官民有区分の法的性格
 第三節:国有土地森林原野下戻法の法的性格
 第四節:行政処分論
 おわりに
   ―大審院刑事聯合部判決の位置づけー

第3章 地代増額請求権をめぐる大審院明治二四年聯合民事部判決   : 牛尾洋也
 第一節:問題の所在
 第二節:大審院明治二四年聯合民事部判決
 第三節:大審院明治二四年聯合民事部判決の意義
     ―地代増額請求に関するその後の判決との関係でー

第4章 司法裁判所の管轄   : 橋本誠一
     ―民事訴訟と行政訴訟をめぐって―
 はじめに
    ―課題の設定―
 第一節:大審院判例の動向
 第二節:先例変更後の大審院判例
     ―聯合部判決までの道程―
 おわりに
     ―今後の課題―

第5章 都市化の波と土地収用  : 居石正和
     ― 一九三〇(昭和五)年一月二九日大審院民事聯合部判決
(土地収用補償金請求事件)―
 はじめに
 第一節:阪神国道改築工事
 第二節:民事聯合部判決
 第三節:土地収用をめぐる美濃部達吉の理論
 おわりに

第6章 隠居と訴訟手続の中断をめぐる大審院聯合部判決  : 三阪佳弘
 はじめに
 第一節:隠居による当事者の交代に対する民事訴訟法の対応
     ―訴訟の中断・受継・承継―
 第二節:隠居と訴訟の中断をめぐる大審院判例の展開と大正民事訴訟法の制定

おわりに

資料 大審院民事聯合部判決一覧