第74巻『法医鑑定と検死制度』
第74巻
『法医鑑定と検死制度』
福島 至 編著
日本評論社
ISBN 978-4-535-51551-2-3
はしがき
凡例
執筆者プロフィール
序 総論――研究の視角について : 福島 至
第1部 座談会 司法解剖と法医学鑑定――法医学と刑事法学との対話
: 勝又義直・神山啓史・反町吉秀・山本啓一・福島 至
第2部 法医鑑定について――司法解剖・鑑定(法医学)と法律学
第1章 司法解剖の実際 : 山本啓一
第2章 理論編① 鑑定試料の保存と証拠能力 : 徳永 光
第3章 理論編② 法医鑑定と刑事事実認定 : 豊崎七絵
第4章 実務編① 法医鑑定と刑事弁護 : 神山啓史
第5章 実務編② 法学部・法科大学院で求められる法医学教育 : 反町吉秀
第3部 検死制度について――死因究明のあり方について
第1章 検死制度の現状 : 勝又義直
第2章 被拘禁者の死亡原因究明
第1節 法医学の立場から : 勝又義直
第2節 法律学の立場から : 福島 至
第3章 諸外国の検死制度
第1節 イギリス : 福島 至
第2節 オーストラリア : 福島 至
第3節 アメリカ : 安達光治
第4節 ドイツ : 山本啓一
第5節 フランス : 白取祐司
第6節 イタリア : 村井敏邦
第7節 スウェーデン : 反町吉秀
コラム 「公衆衛生」と「public health or safety」 : 反町吉秀
第4部 事例研究
第1章 横浜市営住宅変死事件 : 安達光治
第2章 医療刑務所看護士暴行事件 : 石塚伸一
第3章 草加事件 : 豊崎七絵
第4章 松戸市会社員殺人事件 : 徳永 光
第5章 菊池事件 : 徳田靖之
終章 総括――21世紀のあるべき制度に向けて : 福島 至